Weird-7連載企画:【兎姉 Weird-7 に超夢中!】

■第4回 〜 オリジナルモーション作成 編 〜

こんにちわ。三月兎です。

皆さんに大切なお知らせがあります。
Weird-7は、「ウィアード・セブン」と読みます。
友人たちと話をしている時に、意外と名前を間違えて覚えている方が多いことに気づきました。
ウィアードは、「奇妙な」とか「不思議な」という意味です。
言い得て妙なネーミングですね。
「怪しい」「この世のものでない」というのは、あんまりだと思うけど、、、(笑)

それでは今回の業務連絡終了して、本題にはいります。

困ってしまったWeird-7 前回、私は配線を終えて初めてWeird-7に電源を入れました。
本来ならここで、しゃきっ! と立ち上がるWeird-7を見て自分に拍手するところなんですが、なぜかWeird-7は頭を傾げて困っています。怪しい。
マニュアルを読むと、初期位置は少しずれているからアプリケーションで各サーボの位置を調整して、ホームポジションを決めることになっています。
最初は、この状態から調整をするのかな? と思ったんですけど。
いくらなんでも、「多少」の度が過ぎているよなぁ・・・ ということくらい、私だって気づきます。
頭を傾げているWeird-7と一緒になって、私も頭を傾げて途方に暮れてしまいました。

今なら、わかるんですけど。
こういう時に、一番最初にやることは「深呼吸」です。深呼吸して落ち着かなくちゃいけません。
やってはいけないのは、焦ること。焦ると結果的にいいことありません。

もちろん私は、焦りました(;_;)
実は、その日の夜、友達にWeird-7を見せて、次の日にはWeird-7でイベントに参加する予定だったんです。<=無謀(笑)

「僕、困ってます?」状態のWeird-7を見て、私が直感的に思ったことは、「サーボの取り付け位置を間違えたに違いない!」ということでした。
組立編に書いたように、サーボの取り付けは2パターンあります。
首の角度がおかしい => サーボの角度がヘン => サーボの取り付け位置を間違えたに違いない!
という三段論法です。
で、すぐにWeird-7の首の部分をバラし始めてしまったんですね・・・
面倒だから、組み立て順を遡ってバラすことをせずに、基板を外して腰部分だけを取り外しました。
苦労したけれどなんとか取り外して、サーボ位置を直して組み立て直しました。
そうしたら!! 電源いれたら、もっとややこしいポーズになってしまいました!
このときは、パニパニ兎状態だったので写真を撮る余裕もありませんでした・・・。
慌ててもう一度外して。この時にドライバーを間違えて、サーボのネジをなめてしまいました。
・・・どつぼには底がないのです。

えっと。「ネジをなめる」というのは、ねじ山をつぶしてしまうことです。
これをやると、ドライバーが空回りしてネジが外せなくなってしまいます。
お手上げ〜〜〜(T_T)

仕方がないのでDIYショップにいって「ネジはずし剤」を購入してきました。
「ネジはずし剤」をネジ頭に1滴垂らすとあら不思議。ナメてしまったネジも外すことができます。
完っ璧に、ナメきってしまうと効果ないので、ネジ山を潰したな・・・と思ったら、悪あがきはしないで、すぐに購入しましょう。
こういう便利なモノがある、と知っているといざというとき助かります。
前もって買っておくようなものじゃないけど(^^;

すったもんだしたあげくに、ようやくまっすぐになりました。
頭の痛いことに、どんな風に「すったもんだ」したのか、自分で判っていないのです。
行き当たりばったりでやり直してみたら、「あ、できた」・・・と。
こういうのはよくないですね〜。次に同じ失敗をした時に経験が生きてこないですから。
ま、仕事じゃないから。いいよね(^^; 許して。
と自分の愚かさに目をつぶりながら、次へ進みます。

Weird-7を動かす前に、ホームポジションの設定が必要です。
サーボは、ギヤの歯の位置で固定されるから、ちゃんと真っ直ぐにはならないのです。
ほんのちょっとズレています。
そのズレを修正して真っ直ぐな位置を覚えこませることを「ホームポジションの設定」と言います。
Weird-7のモーションエディタ Weird-7のモーションエディタは右図のようになっています。
基本的な使い方はカンタンです。
スライドバーを動かすと、Weird-7の本体が動きます。
ちょっとずつ動かして、Weird-7に「気をつけっ」の姿勢をとらせます。
注意点は、

  • 両足はしっかり水平で床に面していること。
  • 足から頭までが真っ直ぐにする。
「ホーム記録」ボタンをクリックして、このポーズをホームポジションとして登録します。
モーションを作成して動かすときには、このポーズが基本となります。
これでようやくWeird-7を動かす準備ができました。

Weird-7には、「歩く」「キック」「起き上がる」といった基本動作が20パターン近く登録されています。
それぞれのモーションを再生したみたら、ちゃんと動く〜〜(^^)
可愛いですー。

ではでは。気を良くしてオリジナルモーションも作ってみましょう。

私は、かつてオリジナルのWeird-7を2体作りました。
オリジナル作者のかづひさんには内緒の話ですが、実は私、モーションを作ったことがないんです(^^;
だって、だって、だって!!
オリジナルはモーションをテキストで書かないといけなかったんです。
例えば、起き上がりのモーションファイル
・・・ね?
わけ判らないっていうか、面倒くさいっていうか。
これを試行錯誤しながら、手書きで書くの?  いやん(・_;)
マニュアルもサンプルも頂いたけど、一読しただけで挫けちゃったんです。
(ごめんなさい〜〜〜>>かづひさん)

今回キット化されたとお話を伺った時に、「モーション作成はどうするんだろう・・・」ドキドキドキと心配していました。
テキストエディタであのモーションを書くのは、相当、根性いります。
私はやりたくないな〜・・・
キットを開梱して、モーション作成アプリケーションがついているのを見た時は、ほんっと嬉しかったです。
3年目にして、やっと私もWeird-7のモーションを作ることができる〜。嬉しーっ(^-^)

んでは。まずカンタンなモーションを作ってみます。
首を振る 「首を振る」(写真をクリックすると動画を再生します)
最初に「新規」ボタンをクリックします。
そうすると、スクリプトボードに「;新規」という文字が現れます。
Weird-7のモーションを書く時は、「1行目にファイル名を記述する」という約束になっています。
行頭に「;」が入っているのは、「ここは説明文を書いてある行だよ」という意味です。
この「;」は画面ではよく見えないかもしれないけれど、重要な印だから、消さないように注意が必要です。
「新規」の文字だけを「首を振る」に書き替えます。

首を動かすのはNo.8と書いてあるサーボだから、そのスライドバーを左へ移動させます。
好みの角度になったら「キャプチャ」ボタンをクリックします。
次は、スライドバーを右へ移動します。同じように「キャプチャ」ボタンをクリック。
「モーション開始」ボタンをクリックすると、Weird-7が動きます。
できた(^^)
簡単ですねー。
作成したモーションは「保存」ボタンをクリックして保存しておきます。

首を振り屈伸 じゃ、次はもうちょっと高度な技に挑戦。首を振りながら屈伸をさせます。(写真をクリックすると動画を再生します)
屈伸は左右のバランスをとらないといけないので、ちょっと面倒だなぁ と思いました。
2つ一緒にサーボの指示するのはどうするんだろう? とアプリケーション画面を見たら、足回りのサーボには「No._と同期」というチェックボックスがありました。
例えば、右足先のNo.3サーボには、左足先のNo.0と同期する機能があるということです。
この機能をチェックしてからスライドバーを動かすと、左右が一緒に動きます。
これは便利です〜。カンタンっ!

足を曲げた時に首を右、伸ばしたときに正面という指示をして、データを保存しました。
これで、「首を振りながら屈伸する」モーションの出来上がりです。

いやん。私がゆったとおりに動いてくれるWeird-7ってめちゃ可愛い
可愛いから、友達にお披露目に行ってきます(*^^)/~

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第5回 子どもと一緒にWeird-7で遊ぶ に続く。>>

■筆者プロフィール

「三月兎」のペンネームでロボット大会やその参加者のウェブサイトに多数出没、それだけでは飽き足らず自らロボット大会のファンサイト「Robot-Fan」を主峰、その詳細な大会レポートは今や「業界標準」となっているほど。
ROBO-ONEには第1回から休まず「観戦」、ロボット製作者の資料用にと、大会のたび24時間ビデオカメラを回しつづける今日この頃。自ら編集し、ボランティアで配布しているその DVD は、すでにロボット製作者の間では無くてはならないものとなっている。

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